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あの商品の生産者をたずねて

2022.10.26

あの商品の生産者を訪ねて
【株式会社森本研究所/中津川市】

GIFTS PREMIUM(ギフツプレミアム)ECサイトで取り扱っている
商品の生産者さんに会いに行く連載「生産者を訪ねて」。

初回は、自家製の唐辛子やにんにくを使った調味料を生産・販売する
【株式会社森本研究所】の森本正則さんを訪ねました。

ギフツプレミアムでは、かけるだけでどんなものも旨辛になる革新的な調味料「大辛ファイヤー」や「特製トマトソース ミックス」などを販売しています。

森本さんは東京で経営コンサルタントとして働いていましたが、1995年の阪神淡路大震災を機に、当時の暮らしぶりに疑問を感じるようになり、転職を決意。その後、紆余曲折あり、妻・理恵さんとの出会いをきっかけに中津川市加子母へ移住し、2009年にコミュニティ『もりのいえ』を立ち上げました。そして2013年、知人に振る舞っていた唐辛子ソースが好評だったため、それを商品化して販売を始めたのだそう。

栽培する唐辛子は、一般的なものよりも大きめ。畑には牛糞堆肥や米ぬかなどの有機肥料をまき、約1年をかけて栄養たっぷりの土に。そして、株間を広くしたり、支柱の立て方を工夫したりすることで、大きな唐辛子がのびのびと育ちます。

今や『もりのいえ』の看板商品となっている辛味ソース「大辛ファイヤー」には、畑で育てた唐辛子とにんにくがたっぷり。「30年間熟成させた泡盛などの調味料を入れ、じっくりと煮込むことで味に深みを出しています」と森本さん。

火を吹くような刺激的な辛みの奥には旨みがぎゅっと詰まっています。意外とみそ汁や納豆にも合うというこのソースは、辛さの調節だけでなく料理のアクセントとして、さまざまな取り入れ方ができますよ。


新商品の「特製トマトソース ミックス」は、中津川産のトマト、にんにく、大辛唐辛子をミックスしたもの。甕の中に唐辛子や米麹、醤油を入れて閉じ込め、畑の土の中へ。天日で時間をかけて発酵させます。「最初は発酵唐辛子を作ることが目的だったんですが、唐辛子のエキスが染み出した醤油がおいしくって(笑)。

この旨みを生かした商品を作ることになったんです」と誕生秘話を語ってくださいました。スパゲッティに絡めるのもよし、サバの水煮缶にかけるのもよし。お好みでアレンジレシピを楽しんでください♪

「から子」と名付け、まるで恋人のように大切に育てている唐辛子は森本さんの宝物。

そんな唐辛子から誕生した商品の数々をぜひ味わってみてくださいね。